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記録はこちら 常任委員会記録(平成28年) | 函館市

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Academic year: 2018

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午前10時02分開議

委員長(工藤 恵美)

・ 開会宣告

・ 議題の確認

1 調査事件

(1) 児童・生徒の学力向上に向けた取り組みについて

委員長(工藤 恵美)

・ 議題宣告

・ 本件については、前回の委員会において、まず、学校教育法において、学力には、1つ目に知識・ 技能、2つ目に思考力・判断力・表現力等、3つ目に主体的な学習態度、この3つが重要な要素とし て規定されていることを確認した。また、函館市教育大綱においては、確かな学力の向上のため、自 ら学び、考え、問題をよりよく解決する力の育成を目指すこととしていることから、委員会としても、 主体性を育み、こうした力を育成していくことに着目して調査を進めていくことを確認している。本 日、本市における課題や問題点について、改めて各委員から意見を伺うこととしていたので、各委員 から発言をいただきたいと思う。

小山 直子委員

・ 主体性を育むということが、子供たちが自ら学ぶということだから、本当に自分たちの生きて働く 力になるのだろうと思う。国としては、そこの主体性を育むというところでアクティブ・ラーニング を全国的に取り入れてやりなさいということで、以前、出村委員からアクティブ・ラーニングについ ての課題もあるのではないかという話があり、新聞やいろいろな本にこの頃、アクティブ・ラーニン グのことが取り上げられるようになっており、そうすると、大学の授業で使われていたものを小学校、 中学校のうちからその力を育むと、大学教育でもよりよいものができるというような形で下りてきた ものなので、それを一気に小学生にやるとなるとたぶん大きな課題というのがあるんだろうなと思う。 でもそれを取り入れなければいけないということになっているようなので、その中では、自分で問い を持つ、あるいは自分の考えを持つということを一番大事にしているというか、そういう子供を育て るというふうになった時に、コンピューターだとかいろんな電子機器というのも必要かと思うが、私 としては、考える、しっかり分析する力をつけるためには読書力かなと思ったりして。今回、学校教 育の予算でも、他のところにいろいろお金がかかるので、図書館の整備費用とかというのは、なくな っている。そういうことを考えた時に、学校図書館と授業をどのように結びつけて、子供たちに考え る力をつけさせているかという事例があれば参考になるのではないかというふうに考えていた。函館 の場合、特に中学校の場合はなかなか司書もいないので、学校図書館が閉じられているというところ も多い。その辺り、どのような活用の仕方、あるいは図書館司書というのがきちんといると、子供た ちの読書への関心だったり、授業との関係性が持てるのかという辺りなども調査をしたいと思ってい た。

委員長(工藤 恵美)

・ 図書館の活用ということに関しては、これまでも同僚議員も質問しているし、また、アクティブ・

(2)

- 2 -

ラーニングに関しては今はもう避けて通れない問題だと思うので、現場にいる先生が知っているので はなく、子供たちが取り組むのではなくて、私たちも地域の大人としてどのようなことが教育されて いるのか、どういうことが地域コミュニティとして必要なのかというのもあわせて調査していきたい と思っていた。

出村 ゆかり委員

・ 学力向上に向けた取り組みということで、委員会として調査すると決まって数カ月たったわけだが、 私もいろいろ振り返ってみたり、考えたり、調べたりしたのだが、本当に難しいことで、答えがない と思う。これを委員会として議員が取り組むということはどうかなとも思ったのだが、こうやって機 会が設けられて皆さんと一緒に調査するとなったので、これは見たり、聞いたりしてこようとは思う のだが、的を絞って、何を調べに行くのかということを、いろんなことがあると思うのだが、今、小 山委員がおっしゃったように読書に対する取り組み、もちろんそれもすごく感じる。うちの話で申し 訳ないのだが、うちの息子たちが10年前に転校してきた時に、そこの小学校は一、二年生、低学年は 図書館を使っちゃだめというきまりがあってびっくりした。なぜかと先生に聞いたら、まだ図書の扱 いが十分にできないからということで、驚いたことがあって、やはりそういう時点から子供との信頼 だとかも遅れているなと感じた。読書量も少ないし、最近の調査では、家庭学習時間、机に向かう時 間が函館は飛び抜けて低い。やらなければ成績は低いし、本を読まなければ知識も身につかないとい うところで、そこの部分でかなり環境的にも、学校の体制というか体質も全てにおいて、家も学校も そういった部分では劣っているというのは否定できないかなと思う。議員として調査に行くためのは っきりとした目的を示していただかないと、何を見に行ってどう活かすのかというところで、大変申 し訳ないが、去年の調査で思ったのは、あまりにも規模が大きすぎて自分のまちのことで活かしきれ なかったなというのが私の印象なのだが、そうではなくせっかく時間もお金もかけて行くのだから、 きちんとした明確な目的を持って、場所なり内容なり決めていただきたいというのが、私の意見であ る。

委員長(工藤 恵美)

・ 場所なり調査項目を決めるのはみんなで決めることなので、例えば出村委員がこの調査でここに行 きたいというのがあれば積極的に申し出ていただければ、それに対してみんなが賛成すると、そこに 行けるということである。それで今、発言をしていただいているので。ただ、本当に学力向上という と大きな、いろいろな分野にまたがっていくと思うが、そこで例えば市長も話しているとおり、学力 向上に力を入れたいということであり、函館でもようやくアクティブ・ラーニングという入口を見つ けて、学力向上に向けて、北斗市に負けないようにとかという話もあったが、そういうことではなく ても、函館に住む子供たちが他都市に遅れないように、身につけなければならない知識、教養はその 時点でその年代で身についているのかということも含めて、確かなものにしていかなければいけない と思うので、たくさんの問題があるが、私たちがやれることは、この短い期間でできることではない ので、今、これを調べたいということがあれば、皆様から積極的に、この項目でこの調査でここに行 ってみたい、まねをするのではないと思うが。

出村 ゆかり委員

・ 新聞だとか議会だとかで函館は学力が低いとうわさになっているが、現場の実態調査はしているの

(3)

- 3 - か。

・ 学力調査の結果はわかっているが、実態調査というのは、つまりは生徒たち、先生たち、親御さん が学力が低い、かなり遅れているというようなところを思っているのか、感じているのか、ただマス コミだけで騒いでいて、でもそれで満足しているのかどうかというところ。

委員長(工藤 恵美)

・ そういう満足度の調査はしていないと思うが、結果に関してはそれぞれに学校が生徒に知らせる。 ただ、全てを学校などは公表されていないので、地域性しか函館市の場合は公表していないので。学 校名までは公表していないというのが函館市である。校名は発表していない。

出村 ゆかり委員

・ であれば、前にも話したが、函館市は二極化といって、成績がいいグループ、ふつう、遅れている グループと、真ん中が少なくて、両極端でグループになっていると。この人たちは放っておいても塾 に行ったり、家庭が一生懸命だったりで、先生も安心して見ているグループだと思うが、ここの部分 をどうにかしていかないとという校長先生の話を聞いていたので、そこになるとすごい複雑、貧困の 問題だったりだとか、微妙なところだと思うので、本当に難しいなと。

委員長(工藤 恵美)

・ 出村委員個人が調査する部分と委員全体が共通認識を持って取り組む、知っておかなければならな いという部分と分かれていくと思う。その辺を話し合いをしながら、正副としても相談にも乗るし、 その点を考えていただいて、みんなで知ること、共通認識を持つことが必要だと、考えられたところ に調査に行ってみたいと。まねでなくて、大きくみんなで取り組まなければならないもの、あくまで も調査に行ったところを参考にして、函館市はどうしていったらよいかというのを結果として出して いきたいと思っている。

小野沢 猛史委員

・ 正副で何か案はないのか。

委員長(工藤 恵美)

・ 本日、皆さんの意見を聞いてから。具体的な計画を策定しているところもあったので、そこを調査 してみたいと思っているが、まずは皆さんの意見を聞いてからと思っている。

小野沢 猛史委員

・ 正副に一任する。

委員長(工藤 恵美)

・ 次回の委員会で整理したいと思うので、また、皆さん次回までに考えていただければと思う。他都 市の取り組みについては、6月15日の委員会にて調査研究を行うことも確認していたので、正副にて 資料を調製して、それをもとに調査を行いたいと考えている。今後の推進方策等について検討を行い、 今年度末を目途に調査結果の取りまとめを行いたいと思う。おおむね、このように考えているがよろ しいか。(異議なし)

・ 具体策については、次回改めて皆様に相談させていただくので、調査項目等があればお知らせ願い たいと思う。

・ 本件については、委員会の閉会中継続調査事件とすることでよいか。(異議なし)

(4)

- 4 -

・ 閉会中継続調査とすることに決定した本件については、先ほどの理由をもって議長に申し出たいと 思うが、これに異議ないか。(異議なし)

・ その他、本件について各委員から発言はあるか。(なし)

・ 議題終結宣告

2 その他

委員長(工藤 恵美)

・ 次に、2のその他だが、各委員から何か発言あるか。(なし)

・ 散会宣告

午前10時18分散会

参照

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【細見委員長】 はい。. 【大塚委員】

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○今村委員 分かりました。.

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○片谷審議会会長 ありがとうございました。.

私たちは、2014 年 9 月の総会で選出された役員として、この 1 年間精一杯務めてまいり